■ 部屋とカーテン
カーテンのデザインや色は、屋外から見た場合のバランスも大切ですが、それぞれの部屋の目的やそこに住む人の好みによっても左右されます。例えば、リビングにかけるカーテンだと、家族が集まる住まいの中心となる部屋にかけるものになるので、家族みんなが心地よく過ごせ、家具やソファーと調和のとれたものを選ぶと良いでしょう。一方、寝室には、安眠を重視し、遮光性にすぐれ、生地が透けず、外から視線を遮断できるものになります。さらに、キッチンなどでは、汚れや火災にそなえ、防炎加工が施された、丸洗いできるカーテンが良いでしょう。
■ 部屋のイメージと色
カーテンの色は、そこに住む人の精神状態に影響を与えると言われています。どの色を基本に使用するかで部屋の雰囲気が決まるので、色から受ける印象や、家具の色との相性を考えながら選びましょう。最初は、部屋で使う色を2〜3色でまとめると統一感のある部屋になります。
暖色:ピンクなどの暖色は、人を活き活きと美しく見せます。ものを大きく見せる効果もあります。
寒色:ブルーなど、寒色系のカーテンは部屋を広く感じさせ、落ち着いた雰囲気をかもしだします。暖色とは反対に、ものを小さく見せる効果があります。
■ 柄
部屋のイメージにあわせて、柄も選びたいもの。少し離れた距離から見てみましょう。
ストライプ柄:天井を高く、すっきり見せます。
小さな柄:やさしく、かわいらしい印象を与えます。
■ 生地
カーテンの使い方は、厚地のカーテンと薄地のレースのカーテンを2重につるすのが一般的です。下記を参考に、用途に適したものを選びましょう。
ドレープカーテン:厚地の生地で、遮光性に優れていて、断熱、遮音の効果があります。
レースカーテン:薄地のカーテン。白やベージュなどの淡い色が多く、直射日光を和らげ、採光を保ちながら、外からの視線を遮断できます。
ケースメント:レースより太い糸で編まれ、適度な透過性と遮断性があります。レースとドレープの間、中間的な存在感です。レースでは心もとない窓やドレープを必要としない(自宅中庭面など、外から室内がある程度見えてもいい窓面)に適しています。
■ デザイン
カーテンには様々な形・デザインがあります。通常のカーテンの他、特殊なものを「スタイルカーテン」といいます。また、通常のカーテンでも加工方法によって細かなデザインが変わってきます。
ハトメタイプ:
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リボンタイプ: |
スタイルカーテン:カフェカーテンなど、デザイン性を重視したものを指します。上品さやおしゃれ感を演出してくれます。
■パネルカーテン:カーテン生地をパネル状に加工し、上部のレールに引っかけてスライド式に使います。見た目にスッキリしているので空間をシンプルなイメージにしたいときは適しています。
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■バーチカルカーテン:縦型ブラインド(バーチカルブラインド)のカーテン版で、薄地のカーテン生地がルーバー間に差し込まれているものとそうでないものがあります。ルーバーを閉じているときは通常のブラインドのように光を遮り、ルーバーを開くと光が差し込みます。光の調節を随時できる便利なカーテンですが、、レースのついていないものはルーバー間からどうしても光が漏れたり直射日光が入ったり、風に吹かれるとバタバタと揺れたりします。 |
■ アクセサリー
カーテン生地の周りには様々なアクセサリーがあります。同じ生地でもアクセサリーによって雰囲気が変わります。 ■タッセル:カーテンを束ねておく紐状のものです。インテリアショップで売っています。
■フレンジ・ブレード:カーテンの先端に付ける飾りです。タッセルとお揃いのものもあります。房が付いたものをフレンジと呼び、付いていない直線上のものをブレードと呼んだりします。
■レース用トリム・マクラメ:レースの裾に付けてゴージャスな雰囲気を作り出す古くから愛用されているアクセサリーです。
■カーテンレール:木製やアイアンワークなど様々なカーテンレールがあります。
■ 遮光度合い
ひとくちに「遮光」といっても1級から3級まであります。用途によって使い分けが必要です。
・1級:遮光率99.99%以上、照度0〜10ルクス以下(人の顔の表情が判別できないレベル) ・2級:遮光率99.8%以上99.99%未満、照度10ルクス〜200ルクス以下(人の顔、あるいは表情がわかるレベル)
・3級:遮光率99.4%以上99.8%未満、照度200ルクス〜600ルクス以下(人の表情はわかるが、事務作業には暗いレベル)
■ 防炎加工と防炎ラベル
消防法で定められた建築物には所定の防炎カーテンを使用することが義務付けられています。一般住宅でその義務はほとんど皆無ですが、台所や子供部屋など安全性という面では加工していないものよりは安心です。
・防炎ラベルの種類
(イ)水洗い洗濯、ドライクリーニング後も再処理の必要がないもの。(布製)
(ロ)水洗い洗濯では効果は変わらないが、ドライクリーニング後は再処理の必要があるもの。(布製)
(ハ)ドライクリーニングでは効果が変わらないが、水洗い洗濯後は再処理の必要があるもの。(布製)
(ニ)水洗い洗濯、ドライクリーニングのいずれの場合にも防炎の再処理の必要があるもの。(紙製)
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