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ストッキング
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最近の傾向 女性の足を美しく見せ、やさしくガードするストッキング。最近は、機能性とデザイン性の高いタイプがたくさん登場しています。なかでも、消臭、抗菌、吸汗など機能性を追求したタイプや、履きやすさを重視したタイプ、デザインやシルエットを重視したタイプなど、考え抜かれたストッキングが多く、ファッションやライフスタイルに合わせて自由に選べるようになっています。
ストッキングの種類 腹部から足先までを包む「パンティストッキング」が大半を占めますが、ガーターベルトを利用した「ガーターストッキング」、主にウール素材で厚めの「タイツ」もあります。また、ファッショントレンドにあわせて、パンツスタイルやロングスカートにピッタリの「膝下タイプ」や、ミニスカートやホットパンツにピッタリの「オーバーニータイプ」も増えています。
ストッキングの選び方ポイント ■機能性 高機能のストッキングが続々登場しています。好みや目的にあわせて使い分けると良いでしょう。
・基本的機能:消臭、抗菌、吸汗、放湿などの基本的な機能のほか、夏用は通気性が良く、冬用は保温性が高いタイプが人気を集めます。 ・シルエット:足をきれいに見せる立体設計型が多く、美脚効果だけでなくヒップアップ効果も期待できます。 ・履き心地:足の健康を考え、無理な圧迫感がなく、足の疲れやむくみを解消できるタイプが人気です。 ・伝線対策:伝線しても穴が広がらないストッキングが登場しています。
■デニール デニールは糸の太さのことで、数字が大きくなるほど糸が太く丈夫で、数字が小さいほど糸が細く薄くなります。デニール数によって、透明感やシルエットが異なりますので、好みやファッションにあわせて選びましょう。
■ゲージ ゲージは、位面積当たりの糸の本数のことです。ハイゲージは、普通のパンストよりも10〜20%多く編まれていますが、細い糸を使用しますので極め細かくより透明感や伸縮性があり、履き心地が良いです。
■ヘクトパスカル(hPa) 皮膚を抑える圧力の単位で、ストッキングの引き締め力を表します。数字が大きいほど引き締める力強くなります。最近は、足首やふくらはぎに圧力をかけて、足を美しく見せたり、むくみを軽減させる機能的なタイプが登場しています。
■ゾッキと交編(こうへん) ゾッキは、オールサポーティとも言われます。1種類の糸で編み上げられたストッキングのことで、丈夫で肌触り滑らかですが、光沢は少なめです。一方、交編は、フルサポーティとも言われます。2種類の糸を交互に編んだストッキングのことで、光沢、透明感があり、ゾッキに比べてリーズナブルです。
■スーパーサポートストッキング 最近、多く出回っているサポート力が強いストッキングです。通常のストッキングよりも、やや太目の糸を使っているため、強力なサポート力と、マッサージ効果、サポート効果があります。血行をよくして、足の疲れやむくみを取ることができますので、立ち仕事の多い方やむくみやすい方におすすめです。値段は普通のストッキングよりもやや高めですが、とても丈夫なので、伝線しにくいです。
■サイズ ストッキングはあまり試着出来ないので、サイズ選びが難しいものの一つです。基本的には、身長とヒップの大きさにあわせて選びますが、体型にもよります。店頭で買う場合は、身長とサイズをしっかりチェックしましょう。
■デザイン、色 デザイン、色ともに種類豊富になってきています。特に最近は、凝ったデザインのものやくるぶしにアクセサリー的にワンポイントが入ったタイプなどが人気です。コーディネートをする時は、鏡に全身を映して、色合いや全体のラインを確認しましょう。
ストッキングのお手入れと活用法 ストッキングはとてもデリケートですので、中性洗剤を使ってやさしく手洗いし、風通しのよい場所で陰干ししましょう。洗濯機で洗う場合は、必ず洗濯にネットに入れて洗うようにしましょう。伸縮性がなくなってきたら、買換え時です。伝線したら、履けなくなってしまいますが、目の細かいストッキングは、掃除や靴磨きなど幅広く活用できますので、工夫して再利用しましょう。
(以上:ゆきこ)
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